2022-01-01から1年間の記事一覧

トーラスの炎

トーラスの炎 (ハヤカワ文庫JA JAク 1-148)作者:五代 ゆう早川書房Amazon 久しぶりのグイン・サーガ、〈煙とパイプ亭〉のゴダロ一家も燃えるトーラスを去り、グインはアルド・ナリスのひととなりをリギアに問う。おおかた古代装置のバッファーから復活した人…

PLAN 75

happinet-phantom.com キネマ旬報シアターにて10/2 14:30の回で 白竜が出てきて「大きなシノギの匂いがするな…!」と言いそうな映画であった。全くそんな映画ではないのだが。 しぶといはつらつさをフィリピンから来日した介護職の女性で表現するのは今の時…

血の轍【第14集】

血の轍 (14) (ビッグコミックス)作者:押見 修造小学館Amazon 吹石さんとは特に何もなく通過していき、自殺には失敗し、母親と再会する。 巻末見開きの文章がまた重く響いた。 思えば、確かに殺人者であったのは静一だけで、静子は突き落としただけだった。事…

ポルレイターの秘密兵器

ポルレイターの秘密兵器 (宇宙英雄ローダン・シリーズ538)作者:マリアンネ・シドウ,ホルスト・ホフマン早川書房Amazon こちらも『四畳半タイムマシンブルース』と同日に読んだ。 「ポルレイターの秘密兵器」 内臓置き換えられちゃったキャラモン提督だが、こ…

四畳半タイムマシンブルース

四畳半タイムマシンブルース (角川文庫)作者:森見 登美彦KADOKAWAAmazon 買ってほぼすぐ読んだ。四畳半の面々がイメージのまま動いていたが、それが元となっている『サマータイムマシン・ブルース』をなぞっているらしいことを知り、二度びっくり。 ちなみに…

自転する虚無

自転する虚無 (宇宙英雄ローダン・シリーズ537)作者:H・G・フランシス,K・H・シェール早川書房Amazon 「自転する虚無」 ローダンってSFだったんだ。鳥の生態から雌のロボットを作るという、チープなアイディアが昔ながらの味で良かった。あと、譫言の予言が…

中継基地オルサファル

中継基地オルサファル (宇宙英雄ローダン・シリーズ536)作者:マリアンネ・シドウ,エルンスト・ヴルチェク早川書房Amazon 久しぶりに電車でオフィスに行ったので、止まっていた時が動き始めた。 「中継基地オルサファル」 試し行動がどんどんエスカレートする…

血の轍【第13集】

血の轍 (13) (ビッグコミックス)作者:押見 修造小学館Amazon しばらく読書メモを付けていなかったが、実際、全然読めてない。 今年の1月に読み始めたはずのSFマガジンバラード特集、全く進んでいない。そんな中、この本は4月に買ってすぐ読んだ。 こんな風に…

テラナー抹殺指令

テラナー抹殺指令 (宇宙英雄ローダン・シリーズ535)作者:H・G・エーヴェルス,ウィリアム・フォルツ早川書房Amazon 「テラナー抹殺指令」 物質暗示者がついにセト=アポフィスに逆らう。ただし、人体の破壊を避けて他のものが爆弾化してしまうのはご愛嬌。 「…

回転海綿との邂逅

回転海綿との邂逅 (宇宙英雄ローダン・シリーズ534)作者:H・G・フランシス,クルト・マール早川書房Amazon 「虚無の淵」 トロトの手袋の秘密がどうやら話の本質にかかわっているらしい。 「回転海綿との邂逅」 最初は意思疎通できない存在として出てきながら…

超ヴィールス

超ヴィールス (宇宙英雄ローダン・シリーズ533)作者:ペーター・グリーゼ,エルンスト・ヴルチェク早川書房Amazon ブログの最後の記事を確認して、三か月間一冊も読んでなかったかと思ったら、ローダンが一冊記録漏れしてた。いずれにせよ、読書は全く進んでい…

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)作者:神林長平早川書房Amazon 今読んでいるSFマガジンで連載終了したので、文庫を掘り出して通読した。連載読み終えたといっても、一冊のマガジンを数年越しに読んだりしているので、前半はほぼ忘れて…