今読んでいるSFマガジンで連載終了したので、文庫を掘り出して通読した。連載読み終えたといっても、一冊のマガジンを数年越しに読んだりしているので、前半はほぼ忘れていた。幻覚の中をさまよい続けるようなストーリーだったが、最後はリアルの地球を飛ぶことで未来の方向性を確定させようとしているようだった。
なお、SFマガジンは現在2009年11月号のバラード追悼特集を読み始めようとしている。巻頭に「津原泰水氏の心の一冊」として『月は地獄だ！』が紹介されている。これも未読 (未入手)。まあ、死ぬまでにチャンスがあれば、『夏ヘの扉』の次に読もう。
