ガルベシュの戦士

ガルベシュの戦士 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-488 宇宙英雄ローダン・シリーズ 488)

ガルベシュの戦士 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-488 宇宙英雄ローダン・シリーズ 488)

前半の「第二の波」はディザスターもので、宇宙震によってコンクリート (「ベトン」表記がローダンな感じ) が砂に、鉄 (アルコン鋼) が液状になる大災害。絶体絶命の危機に再びジェン・サリクが現れ、オービター艦隊での疎開を提案。ティフラーは無理というが、オービターはサリクを深淵の騎士と認めて服従する。

後半ではいよいよ本物のガルベシュ軍団登場。過酷な環境の星で争わせることで蠱毒のように養成された戦士たちがいよいよストーリーにからむことになって、またオービターと人類の共闘になるのだろうか。ポスビとローリンみたいな感じ。

監視要塞スカラベ

監視要塞スカラベ (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-487 宇宙英雄ローダン・シリーズ 487)

監視要塞スカラベ (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-487 宇宙英雄ローダン・シリーズ 487)

ハーデン・クーナーから深淵の騎士の知恵を受け継いだと思しきジェン・サリクの発案によりスカラベのロボットを悪のガルベシュ人に仕立て上げるという茶番を決行、同時に進行するティフラーへの首席テラナー不信任決議。ちゃんと躓きは用意されていて、サリクがなかなかティフラーに話ができないとか、工作員スカラベから脱出し損ねるとか、与党議員に切り崩しが入るとかあったが、最後はティフラーの不信任は否決され、オービターから銀河系退去期限の30日延長を勝ち取った。

折込は『高い窓』の村上春樹訳。清水俊二訳も未読。マーロウものは『大いなる眠り』、『長いお別れ』、『さらば愛しき女よ』とパーカーの『おそらくは夢を』しか読んでいない。

あさがおと加瀬さん。

「あさがおと加瀬さん。」アニメ公式サイト

6/20 T・ジョイPRINCE品川にて
19日に見ようと思っていたが、残業で間に合わず (結局10時過ぎまで区切れなかった)、昨日も無理かと思っていたが、8時に区切りを付けられたので (翌日在宅だったのでPC持ち帰って続きも可能というのもあったが)、8:15の回で見られた。

映画館で予告編を見ただけで、内容については全く知らずに見たが、最近増えてきた女性同性愛系のピュアな恋愛映画だった。「あまんちゅ!」でも同様の表現があったが、目かまん丸の落書き風デフォルメは百合系の様式美なのだろうか。

世界がきらきらしていることを表現するのに、画面にきらきらした光を飛ばしまくるという表現が面白かった。「ピングドラム」でも似たような表現があったのを思い出した。今。

ハピネス #8

ハピネス(8) (講談社コミックス)

ハピネス(8) (講談社コミックス)

吸血鬼になることを望んだ殺人鬼が宗教を興して信者を集めて、という過去の色々な事件の悪魔合体のような状況。次巻でいよいよヒーロー復活が来るのだろうか。こっちは『血の轍』よりもはるかに血みどろだが、より明るさが見えるような気がする。

血の轍 第3集

血の轍 3 (ビッグコミックス)

血の轍 3 (ビッグコミックス)

今コミックスを買っている作家は聖悠紀押見修造だけとなっていて、その押見作品もつい昨日まで出ていたのを知らず、『ハピネス』と併せて購入した。

惡の華』アニメ化を機に高校編から読み始め、『漂流ネットカフェ』で一次遭遇していたことに気づき、一気に手に入る限りのものを読んだ。ゆがんだ親子関係は『ぼくは麻理のなか』でも取り上げられていたが、よりすごいことになっている。どんな結末に至るのか、救いはあるのか、そもそも何が救いなのか、全くわからない。

永訣の波濤

永訣の波濤 (グイン・サーガ143)

永訣の波濤 (グイン・サーガ143)

グイン・サーガ』は本伝、外伝ともなんとかオンタイムでキャッチアップしているわけだが、それにつけてもローダンの背中が遠い。数年経つと品切れになったりするから発売したら買うようにしているが、約4年、80冊ほどビハインドになっている。生きている間に追いつくのだろうか。

コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道

http://www.geass.jp/L-geass/

5/29 TOHOシネマズ 上野にて。

マリアンヌが「体があれば戻ってこられる」的なことを言ってしまうのが残念。体など捨ててしまうという覚悟はないのかと。それでは死んでしまった人ともまた会えるとかもCの世界でだけで、現実はそのままということですか。

それはさておき、これでルルーシュ復活の条件は揃った。シャーリーも生き残ったことだし、「ゼロ・レクイエム」も復活前提の茶番だったということで、続編楽しみです。