ゾティーク幻妖怪異譚

ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)
レンズマンのひとじゃなくて、クラーク・アシュトン・スミスという人は少数派なのだろうが。もちろん、スカイラーク派の私なのだが、肝心のファーストネームが出てこない。一、二冊しか読んでいないこっちの名前はミドルネームまで覚えているのに。
ビッグチキンカツカレーを食べてから本屋に立ち寄ったら、クラーク・アシュトン・スミスのゾシークが創元文庫から出ているではありませんか!
妖しい世界にはまりこんでいた日々を追憶するには、良い材料だ。
懐かしさのあまり、手に取って値段を見たら1600円。迷った末、次の機会に回すことにした。今週中には買うだろうが。
私は「ゾシーク」になじんでいたが、訳者の大瀧さんはこだわりがあるようで。「th」をどう読むかなのだが、英語と思わず、異世界の音を表記していると思えば、「t」の音に強い息を送る音声と見る方が良いのかもしれない。