軍犬と世界の痛み

軍犬と世界の痛み (ハヤカワ文庫SF ム 1-31 永遠の戦士フォン・ベック 1)

長らく積読状態だったが、新幹線でようやく読めた。不思議な手触りの作品。エターナル・チャンピオンの感触は確かにあるのだが、そして、私が新エルリックで出会ったミッテルマルヒ（ミドルマーチ）は、この世界を記述することで生まれたのだろうかと思われるが、現世と別世界が地続きになっているのに、確固として別世界である、感動。