超過去読書・和久峻三「魚鱗荘の惨劇」

魚鱗荘の惨劇 (中公文庫)

魚鱗荘の惨劇 (中公文庫)

プロスペル・メリメ「ビーナスの殺人」の翻案。ずーっと昔に文庫で出たときにさっと目を通しただけだが。解説にメリメの「メ」の字も無かったのには驚いた。
魚鱗荘の惨劇 (角川文庫)

魚鱗荘の惨劇 (角川文庫)

その後また文庫になったのだが、メリメの件は触れられずじまい。両方に出くわさない限り、同じ話と気づかないということか。ミステリの人と怪奇系純文学愛好家はかぶってると思うのだが。いや、気づいてても黙ってるのが大人なのか。
メリメ怪奇小説選 (岩波文庫 赤 534-4)

メリメ怪奇小説選 (岩波文庫 赤 534-4)

こちらでなく、たしか、福武文庫を持っていたはず。怪奇短編集は読んだ。「カルメン」は買ったかどうか忘れた。音楽つながりで、フランス「舞姫イース」は買ってあるのだが、読んでない。