2023-01-01から1年間の記事一覧

血の轍【第16集】

血の轍 (16) (ビッグコミックス)作者:押見 修造小学館Amazon こんな風に老いた母と接するようになるとは。 これまで、悩める若者をずっと描いてきた著者が中年以上の男を丁寧に描写し、老母を見る視線の変化まで漫画に取り込むようになって、驚いている。 次…

メグレと若い女の死

unpfilm.com キネマ旬報シアターにて5月5日10:35の回で。 最初の着替えのシーン、しっかり腕で胸を隠していて、そこをもう一声とも思ったが、全編を通じて激しい暴力シーンもなく、全年齢向けとしても問題ない絵面にはなっていた。しかしながら、内容として…

さよならの言い方なんて知らない。 6

さよならの言い方なんて知らない。6 (新潮文庫)作者:河野 裕新潮社Amazon 久しぶりに本屋に行ったら、2冊も出ていたので、7と一緒に買った。シミュレーション世界だったことを明らかにしたことで「死」の意味も重みも変わってきた。「別々の世界から連れてこ…

Iの悲劇

Iの悲劇 (文春文庫 よ 29-3)作者:米澤 穂信文藝春秋Amazon 途中まで読みかけだったが、今日の出勤で読み切った。 探偵が犯人というトリッキーな話を自然に読まされた。巻き込まれ型サスペンスの主人公が最後に名探偵になる。

血の轍【第15集】

血の轍 (15) (ビッグコミックス)作者:押見 修造小学館Amazon そして物語はさらに過去に遡り、静子の来し方が語られる。静一は母に殺されかかっていたのか?

異変の《ソル》

異変の《ソル》 (宇宙英雄ローダン・シリーズ539)作者:デトレフ・G・ヴィンター,クルト・マール早川書房Amazon 久しぶりの出勤で一冊読了。 「恐怖のオーラ」 ヴォワーレの消滅により良心を失ったポルレイターに旗艦《ラカル・ウールヴァ》を奪われたローダ…