そして、カイはプレリュードを弾く。観客の心を完全につかむ。 私の「森の端」についての認識はまだまだ甘かった。山谷と西成と歌舞伎町を合わせたような場所、そこから外の世界へ出るための犠牲がどれほどのものなのか。外の人間からの差別と中の人間の低劣…

というわけで、久しぶりのネットカフェでももちゃんお勧めのBASARAを読んだわけだが。 面白いよ。これは。「運命の子」というのがちょっと何とも言えないものを感じるが、選民思想的というより、状況に押し流されながらもそれに対峙していく戦う少女の物語。…