ビーストロアの恐怖

ビーストロアの恐怖 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-496 宇宙英雄ローダン・シリーズ 496)

ビーストロアの恐怖 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-496 宇宙英雄ローダン・シリーズ 496)

「最後の軍団」

結晶生物はガルベシュ軍団の正気を保つためのアイテムとなり、本体は消滅。《トランター》が本当に「トランター (アシモフ銀河帝国」の)」由来だったのはびっくり。

「ビーストロアの恐怖」

野獣狩りに来たオリンプの肉職人の大冒険。一息ついたところに来たのはガルベシュ軍団のようです。そして、竜のグール族はかつて知性体だったのではないかという伏線が敷かれている。

折込は「日本スターバックス物語」。梶尾真治『怨讐星域』の文庫もこのとき発行。実はまだ連載途中のSFマガジンを読み終わっていない。

〈ポリーニ・プロジェクト I〉ハーゲン・クァルテット with 堤 剛(チェロ)

http://www.toppanhall.com/concert/detail/201810121900.html

前半は初めて聴く現代音楽作曲家サルヴァトーレ・シャリーノの作品集。こちらにはハーゲンは出てきません。最初に出てきた演奏者がフルートを普通には吹かず、息だけを通してかすかに音を出すという、まさに、ザ・現代音楽。まるで笙とか尺八のような音色。次のヴァイオリンも普通には弾かない。さすがに続けて聴くと予想が付いて驚きが少なくなったが、たまに聴くには悪くないかもと思えてきた。後半はシューベルトの弦楽五重奏曲ハ長調。長大な曲で、所々聞いたことのあるメロディーもあったが、どうやら通しで聞いたのは初めてだったようだ。編成が特殊な曲で、チェロが2本使われていた。ハーゲンの4人+堤剛がチェロでゲスト参加。前半のわざとすかすかに弾くのを聴いた後だと、しっかりちゃんと音が聞こえるのに逆に違和感を感じたりもした。

クワイエット・プレイス

quietplace.jp

T・ジョイPRINCE品川にて10/5 20:00-の回。

残業終わったとき頃合だったので観てから帰ることにした。

モンスターの出るホラーだが、家族についての映画であり、幼い息子の事故死、それも原因は姉の親切心だった過去を乗り越え、父と娘は究極の和解を遂げる。そして、父の残した補聴器の力で逆転するぜ、ガチャリ (母) で終わる。

面白かった。

血の轍 第4集

血の轍 (4) (ビッグコミックス)

血の轍 (4) (ビッグコミックス)

吹石さんかわいい。

母の歪みが隠れたテーマだった『ぼくは麻理のなか』からさらに直接にその歪みを描く、すごい話になりそうです。続き楽しみ。

幸福をもたらす者

幸福をもたらす者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-495 宇宙英雄ローダン・シリーズ 495)

幸福をもたらす者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-495 宇宙英雄ローダン・シリーズ 495)

「オービターの未来」

感情をコントロールする能力を得たカーニー・ハルカーはあっさり退場。

「幸福をもたらす者」

クリスタル知性体との遭遇。もしかしたら、ガルベシュ人一行の心も浄化されてしまうのだろうか。

若おかみは小学生!

www.waka-okami.jp

池袋HUMAXシネマズにて9/27 19:20の回で。

梶尾真治twitterで絶賛していたので、当初観るつもりはなかったが、観ることにした。

観てよかった。

感謝観劇。

TVシリーズは1話だけしか観ていなくてほぼ予備知識ゼロだったが、こんな重い背景の話とは知らなかった。普通のTVアニメの映画だと、TVシリーズを観ていないと置いてきぼりになるが、この作品は、TV版を全く何も知らなくても作品としてきちんと完結している。半分くらい涙を流しながら観た。

どうやら最後の客は映画のオリジナルらしいが、それが物語のきっかけの事件を解決する一つの答えになっていた。

3D彼女 リアルガール

wwws.warnerbros.co.jp

T・ジョイPRINCE品川にて9/25 18:50の回で。

中条あやみがかわいかった。脚が長い。スタイルがよい。

リアリティなどかけらもなくてよいのに、最後の結婚式のシーンはリアル寄りになっていて、そこまで持っていくのに動いた人々 (両家のご家族や仕事関係の人々) を思うとどうもいけないのだけれど、それ以外は、まあ良かったのでは。

観客は男ソロ3, 女ソロ1, カップル2組という十指に満たない選ばれし者たちであった。