汎虚学研究会

汎虚学研究会 (講談社ノベルス)

汎虚学研究会 (講談社ノベルス)

続編が出たというのを聞きつけ、本棚の奥から引っ張り出して初読。

2012年の講談社新書の第一刷が出たときに買ったので、ほぼ9年物ということになる。

最初の話はバカミス系の、それでも普通のミステリの体裁をとっていたが、2つ目からオカルト風味が加わり、どんどん怪しい方向に転がっていく。

「ずぶ濡れの月光の下」はちゃんと読めていない。裏の意味を読み取れと言わんばかりの文章なのだが。「夢だけど夢じゃなかった」みたいな。