泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部・第参部

泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部 (文春文庫)

壱部はかなり以前に読んでいたが、その後長らく放置していた。文庫が出る度に買ってはいたのだが、そのまま本棚に差しっぱなしだった。コロナ禍前の通勤時間、スマホゲームをやめて文庫読書タイムにしたことで、第弐部、第参部を一気に読み進んだが、第四部に入ったところで電車に乗らなくなり、また止まってしまった。

時代の空気がこもっていて、特に来たのが、『哭きの竜』と『翔丸』の能條純一コンボ。

同じものを読んでいたんだな、と感慨もひとしおだった。巻末の解説では、プロレスやアニメ主題歌に触れられていたが、麻雀マンガだのは守備範囲外なのか全く触れられていなかった。あるいは『哭きの竜』は世界の常識だから解説不要なのかも知れないが、後世の読者には意味不明になりそう。