龍の刻 新訂版コナン全集6

これも出たときに買っていたけど読んでいなかった本。初めて読んだコナンがこれのハヤカワ文庫版『征服王コナン』。

征服王コナン―英雄コナン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

征服王コナン―英雄コナン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

積読が多いので放置されていたのもあるが、これ読むとコナンは終わりなわけで。多分残りの人生でコナンを読み返すこともないのかな、と思っている。まだ数百冊の未読があるのに、本を読めるだけの人生の時間は限られていて、もしかしたら、今日までに買った本を読み切れずに死ぬかもしれない、そんなときに二度も読む本はそうはない。

とはいえ、また別の翻訳者が出したら買ってしまうのかもしれない。訳者違いといえば今も村上春樹の訳したチャンドラーが待っている。ずっと昔に清水俊二の訳で読んではいたが、つい買ってしまった。今も読まれずに本棚に置いてあるが、死ぬ前のどこかで読める日もあるかもしれない。息子も似たようなところがあるのか、シャーロックホームズ文庫各社取り揃え状態になっていて、おもしろい。