- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: 文庫
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2年前に買ってからずっと未読の山に埋もれていたが、昨日から読みはじめ、ついさっき読了。
一部評判が悪かったのは、「十円五十銭」式の判別があったりしたこともあるのだろうが、それよりも、長いはずなのにするすると読めてしまう軽さのせいかもしれない。
忽那社長と少年のエピソードが「透明人間の納屋」風、最後の機械仕掛けの爆走の幕切れが「ひらけ!勝鬨橋」風など、島田荘司らしい雰囲気はあったと思う。