ビニールハウス

mimosafilms.com

4/6、ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸にて、9:15の回で。

それぞれが思い込みと選択の誤りで悲劇に突入していく。

スンナムの「先生」とムンジョンの彼氏またはセフレが同一人物だったかはちょっと気になったが、髪型が似てただけ? あるいはスンナムとの出会いの場所となった自傷者のセラピー会への紹介者だったりする?

ARGYLLE/アーガイル

argylle-movie.jp

3/17、ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸にて14:45の回で。

大ヒットスパイ小説を書いた作家が実は記憶を封じられた本当のスパイで、という話。

予言者として追われていると思いきや、実は、という見せ方もうまい。

妻には「命をないがしろにしている」とひどく不評だったが。

これを許せて『SPY×FAMILY』のヨルに引っかかってしまうのは、まあ矛盾とは言えるが。たぶん引っかかるのはアーニャの存在のせいか。

第二地球作戦

「不死存在の使者」

"それ"が使者に選んだのはエルンスト・エラートだった。メルグ・コーラフェに宿ったが、彼は悪人で、しかも周囲の温度が低くなると主導権を奪われてしまう。エラートは高温を維持しながら地球に向かう。

「第二地球作戦」

授けられた策は太陽の反対側に第二の地球をプロジェクションすること。メンタル物質化にはエラートの秘密の助力が必要だったが、転送機ホールが用途変更のために冷えていたため、計画は失敗し、出来上がったものは不思議なプラズマだった。

久しぶりに妹に会いに行ったが、あまり変わりはなかった。ゲームのプレイ動画が名探偵コナンに変わっていたぐらいか。何とか長期引きこもりを脱してほしいものだが。

銀色人の基地

「銀色人の基地」

アルマダ中枢の権力奪取をもくろむ銀色人は裏切りを糊塗すべくテラナー抹殺を図る。水槽の中のペット的なアドバイザー生物が実はステーションを覆うほどの超能力生物で、グッキーを封じ込めてしまうが、テラナー謹製の即席バイオコンピュータに操られた挙句、その強力なプシエネルギーでグッキーのテレポーテーションを強化することになり、脱出用の宇宙艇に仕掛けられた罠から辛くも全員テレポートで危地を逃れる。アルマダには「恒星ハンマー」なるすごい武器があることが言及される。

「ヴィシュナの呪い」

粉塵人間はキウープと共にヴィールスインペリウムの再建を試みていたが、新たな黒い炎の女ベリーセが現れる。彼女らは元はヴィシュナという超越生命体で、ヴィールスインペリウムの知識を我がものとすべく内部に浸透していったが、それが悟られてもろともに爆発四散させられる。しかし、再建時にヴィシュナ成分が集まることでスリマヴォやゲシールが生まれてきたのだという。

星野架名 永遠の緑野原

原画展の会場だったスパンアートギャラリーで購入した。 

span-art.com

星野架名がデビューしたころ、少女マンガにはまっていて、目当ては柴田昌弘とか和田慎二だったが、「花とゆめ」はほぼ毎号買っていた。金を出したからには全部読まねば、の精神で端から端まで読んで、時にカラーページを保存用に取り外したりしていたが、そんな時代に出会った作家の一人が星野架名だった。ほんの少ししか年齢の違わない人が見せるファンタスティックな世界と心のゆらぎに魅せられて、単行本が出るたびに買っていた。『ピグマリオ』は買わなかったので、当時はそれ以上に評価していたらしい。

今にして思えば、若くして売れっ子作家になったためか、学園生活以外のリアリティーが希薄になっていたのかもしれない。映画業界を舞台とした「ビリー・エメラード」シリーズは未読だが、もしかしたらメディア化経験から学園と違うリアルを描けているのかもしれないが。

本書に収録されている遺稿「2度寝の唯子」は原画展でも一部展示されていたが、いかにも星野作品らしい漫画で、楽しく読むことができた。ファンだった人は全員買って読むと良い。あの頃のように小遣いの使い道に悩むことはなくなっているだろうから。

11名の力

「11名の力」

サイドストーリーっぽいお祭り (1111話にあやかったものらしい)。グッキーが狼人間になった? アルマダ炎を授けるらしい「白いカラス」の惑星グックロンへの墜落と11名のグックロン知性体との出会いなどグッキー大活躍の回。表紙の絵は目が電球みたいに怪しく光るグッキー。

「銀色の影」

バジスが発見した5隻のテラ艦船の乗員はアルマダ中枢に反逆する銀色人に捕らわれてアルマダ作業工の捕獲をさせられていた。4隻のコグ船の船長に推挙されてリーダーとなったカラック船《フロスト》の船長アルカー・クウォーンは盗聴の裏をかく巧みな戦略で銀色人に接触しようとするが、実はその戦略は読まれていた、というところで以下次号という展開。

クラスト・マグノの管理者

「惑星の民」

人工惑星〝故郷〟が分解して取り合いをすることになったプラネット・ピープルの一部が《バジス》に目を付けて卵を産み付けるが、「完全個体」は破片〝小故郷〟を破壊して立ち去ることを選んだ。

「クラスト・マグノの管理者」

無限アルマダの秘密があるとされるクラスト・マグノは巨大な生命体だった。創設者オルドバンの一部であるとも噂されているらしい。しかし、記録官はとうにダメになっていてアルマダ年代記のコピイは読み出しできず、謎は謎のままとなった。ローダン一行はアルマダ炎をさずけるとされる白いカラスを探すことにした。

 

長年放置されていた妹の車を処分する算段がついて、今日は実りある小旅行だった。ローダンは次の一冊の途中まで進んだ。グッキーに大変なことが起きていて、続きが楽しみ。